読書シンドローム~北海道大学を卒業し公務員になったが、自分が何をしたいのかわからず人生という道に迷っています~

本が好きで、年間100冊以上本を読んでいます。好きな本を中心に紹介していきます(*^o^*) 病的に本が好きな方、是非読んでください(*^-^*)

又吉直樹 『劇場』 ~ブラックな又吉直樹が垣間見えます~

 

 

こんにちは!

 

みなさん、又吉は好きですか?

 

好きなのは、芸人の又吉ですか?

 

それとも、作家の又吉ですか?

 

又吉のキャラってすごくいいですよね。あの不気味憂鬱な感じがたまらないです。

 

《火花が売れたのは人気芸人の又吉が書いたから!?》

火花の時の盛り上がりはすごかったですよね。

 

又吉だから、あそこまで盛り上がったんだ、と怒っている方もいましたが、作品がつまらなかったら、いくら又吉でもあそこまでは盛り上がらなかったはずです。

 

あのイケメン俳優の水島ヒロが書いた『KAGEROU』でさえも、又吉の『火花』程は盛り上がっていませんからね。笑

 

《『劇場』は『火花』よりもよみやすい》

みなさんは、『劇場』読みました?

 

私的には、恋愛の要素が多かった分、『火花』よりも読みやすかったです。

 

『火花』の芸人についての哲学は、読み応えがありましたが、私には難しく感じました。

 

今回の「劇場」では、又吉の優しさ面白さなど、又吉らしさが表れていました。また、それに加えて、生きているうえで感じるいらだちや、あせり、罪悪感など普段は見ることのできない又吉のブラックな部分+α(ダメ男っぷり)も垣間見えました。

 

作者の頭の中を覗くことができるのも、小説のよさの一つですが、『劇場』では、まるで又吉の脳ミソの中を泳いでいるような感覚に陥りました。

 

芸人としての又吉も好きですが、作家としての又吉もまた違ったよさがあり、どちらも好きです。

 

文章はユーモアがあり、又吉ならではの人とは違った視点で書かれていて、やっぱり又吉は変わり者であるということを再認識しました。笑

 

又吉のことがもっと好きになる一冊となりました。次の作品も楽しみです♬