読書シンドローム~北海道大学を卒業し公務員になったが、自分が何をしたいのかわからず人生という道に迷っています~

本が好きで、年間100冊以上本を読んでいます。好きな本を中心に紹介していきます(*^o^*) 病的に本が好きな方、是非読んでください(*^-^*)

三浦綾子『新約聖書入門』 ~クリスチャンではない方への聖書のススメ~

 

 

 

 

世には、聖書には全く無関心で一生を終える人も少なくない。だがどんな人であっても、一生に一度や二度、必ず、うめくような悲しみや苦しみにあうことがあるのではないか。

もし、そうしたときに、聖書を知っていたならば、その苦しみや悲しみは、単なる苦しみや悲しみに終わらず、もっと別の意味を持つかもしれない。ー「まえがき」より

 

 

 

聖書、一緒ニ読ミマセンカ?」って言われたことありません?

 

私は、大学生の時、大学構内を歩いていたらクリスチャンの方に何回も勧誘されたことがあります。笑

 

2日連続で、同じ人に勧誘されたこともあります。笑

 

そういうこともあって、聖書に対してあまり良いイメージをもっていなかったんですよね。

 

でも、宗教に対しては少しだけ興味はあったんですよ。

 

《宗教は毒にも薬にもなる》

宗教は多くの人を心をつかんでいます。

 

ある人にとっては生きる心の支えとなり、ある人は狂ってしまう。

 

これだけ、人を惹きつける宗教って、いったいどんな魔力があって、どれだけ素晴らしいものなのか、興味を持ちました。

 

私が知りたいと思ったのは、同じ宗教と言っても、お金儲け宗教ではなく、人を救う純粋な宗教にでした。

 

生きていると辛いことって沢山ありますよね。

 

時には、死にたい、このまま消えてしまいたいと思う日もありますよね。

 

そんな時、どんな形であれ、生きる希望を持つに越したことはないですよね。

 

信用できる宗教があれば、信仰を持っていれば、もっと前向きに生きることができるのではないか、心の支えとして日々生きていくことができるのではないかと思っていました。

 

あ、病んでるわけではないですよ。笑

 

一年の9割方はポジティブですよ。笑

 

ほんのたまに、1割くらいの割合で、絶望することがあるだけですよ。笑

なので、心配ご無用です。笑

 

 《イエスと釈迦が出会っていたら・・・》

イエスとか釈迦は、お金儲けなんか関係なく、本当に人を救うために宗教を興していて、二人が言ったことで共通していることも多々見受けられるので、もし二人が出会っていたら、仲良くなっていたのではないかと思います。

 

孔子釈迦イエスムハンマドなど宗教的天才が現れたにも関わらず、現代の世の中はそんなに生きやすいとは言えない状態ですよね。

 

貧困差別犯罪などのない世界がいつか来ることがあるんでしょうかね。

 

いつかきてほしいと切実に願いますね。

 

何がきっかけで、そのような世界が来ると思います?

 

今までの宗教が世界に浸透してからですかね?今までの宗教家を越える天才が現れてからですかね?

 

宗教のことを考えると、必然的にスケールが大きくなってきますが、今回紹介する三浦綾子さんの『新約聖書入門』は聖書を個人的に楽しむことができるような、聖書の入門書です

 

三浦綾子さんの作品では、『氷点』が一番知名度が高く、クリスチャンであることも有名ですね。

 

《実際に聖書を読んでみたが・・・》

聖書は読み物として読んでも充分面白いということを何かの本で読み、それならばということで、聖書を読んみたことがきっかけで『新約聖書入門』を読むことになりました。

 

まず、聖書を開くと・・・

 

「アブラハムはイサクをもうけ、イサクはヤコブを、ヤコブはユダとその兄弟を・・・・・・」

 

ん?え?な、なんだこれは、もぉ、誰が誰だか・・・

 

とりあえず、そこは読みとばして・・・

 

って、他のところもムズカシイ、、、

 

なんとなく読めるけど、どう解釈していいのやら、どんな教訓があるのかがムズカシクて全然わかりませんでした。

 

あれ?イメージと全然違う。

 

聖書を読む前は、イエス曰く「~すべし」みたいな説教が書かれているものだと思っていました。

 

けど、実際読んでみると、イエスが出てくる物語が延々と書かれていて、そのイエスの言動をどう受け取ればいいのかが全然わかりませんでした。

 

これを読んで理解してるクリスチャンって、メチャメチャ頭がいいのではないかと思いました。笑

 

《聖書を読む前に『新約聖書入門』 を読むことをオススメします》

んー、宗教ってムズカシイ。もっと簡単に書かれているものがないのか、と探していて見つけたのが三浦綾子さんの『新約聖書入門』です。

 

この本では、聖書に載っている重要な部分を三浦綾子さんが素人にも分かりやすく解説してくれています。

 

そして、やっぱり聖書はクリスチャンにとってもムズカシく、解釈が割れているところもあり、それについては、三浦綾子さんなりの解釈を紹介しています。

 

さすが、作家であることもあって、非常に読みやすく、理解しやすいように書かれています。

 

 

《信仰としてではなく、教養としての聖書を読むこともありでは!?》

この本を読んで、私自信がクリスチャンになったわけではありませんが、聖書というものがどのようなもので、どのようなことが書かれているのかなど、聖書についての基本的なところを知ることができました。

 

キリスト教に興味がない方でも、教養として聖書について知っていても、決して損はないと思います。

 

特に日本では、宗教に興味がなく、無宗教という人も多いため、宗教を知らないがために、漠然として嫌悪感や拒否反応を示してしまう人もいるのではないでしょうか?

 

聖書を読む前は、奇妙な本なんだと勝手に思っていましたが、実際に聖書を読んでみると、説教っぽくなく、そして宗教っぽくもないと感じました。

 

聖書を読むことで、宗教に対する偏見もなくなるかもしれません。

 

何事においても、偏見はよろしくないですよね。

 

『新約聖書入門』を読むことで、宗教に限らず自分が偏見を持っているものに触れてみることも大事であることに気づかされました。