読書シンドローム~北海道大学を卒業し公務員になったが、自分が何をしたいのかわからず人生という道に迷っています~

本が好きで、年間100冊以上本を読んでいます。好きな本を中心に紹介していきます(*^o^*) 病的に本が好きな方、是非読んでください(*^-^*)

オウム死刑執行~あなたは、死刑制度賛成ですか?反対ですか?~

 

 

 

 

 

《オウム真理教元幹部7人に死刑が執行された》

2018年7月6日、オウム真理教の事件で死刑が確定していた13人のうち、元代表の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚ほか教団の元幹部7人に死刑が執行されました。

 

死刑が執行されたのはオウム真理教の代表の松本智津夫死刑囚(63)、元幹部の早川紀代秀死刑囚(68)、遠藤誠一死刑囚(58)、中川智正死刑囚(55)、新実智光死刑囚(54)、土谷正実死刑囚(53)、井上嘉浩死刑囚(48)の7人です。

 

 

《7人が関わった事件》

今回、死刑が執行された7人が関わった事件について、簡単に紹介します。


坂本弁護士一家殺害事件

『坂本弁護士一家殺害事件』は、平成元年11月に起きました。

 

坂本弁護士(当時33歳)は、オウム真理教の信者を家族の元に返す活動をおり、

 

ある時、坂本弁護士、妻(当時29歳)、長男(当時1歳)の3人が横浜市のアパートから姿を消しました。

 

彼らの部屋の中からはオウム真理教のバッジが見つかりました。

 

そして、平成7年3月の教団への強制捜査により、新潟、富山、長野の山の中に一家3人の遺体があったようです。

 

松本サリン事件

松本サリン事件は、平成6年6月に長野県松本市で起きました。

 

裁判官の官舎に猛毒の化学兵器サリンがまかれ、8人が死亡し、140人以上の人が被害を受けました。

 

地下鉄サリン事件

地下鉄サリン事件』は、平成7年3月に起きました。

 

沢山の通勤客が利用する東京の地下鉄を狙い、猛毒のサリンがまかれたテロ事件で、

 

13人が死亡し、被害者は6300人となりました。

 

 

 

この三つの事件の中で、一番有名なのが、平成7年に起きた『地下鉄サリン事件』ではないでしょうか?

 

この事件が起きた時、私はまだもの心がついていなく、『地下鉄サリン事件』の詳細はテレビや本で知りました。

 

『地下鉄サリン事件』のことを知ったときは、平和だと思っていた日本が実はそうではなかったと衝撃を受けました。

 

そして、テレビや本で『地下鉄サリン事件』を知れば知るほど、本当に日本で起きたことなのか、作り話や映画ではないのかと、なかなか信じられない自分がいました。

 

《死刑制度、賛成ですか?反対ですか?》

オウム真理教の元代表と幹部の7人が死刑となりましたが、

 

みなさんは死刑制度、賛成ですか?反対ですか?

 

色々な意見があっていいと思いますし、どっちが正しいのか正直わかりませんが(どっちが正しいとかないのかもしれません)、

 

私は、今の時点では、どちらかと言うと「反対」です。

 

《私が死刑制度を反対する理由》

私が、死刑制度を反対する理由をいくつか書いていきたいと思います。

 

犯罪者を死刑にしても何の解決にもならない

 

死刑制度は、犯罪の抑止力になるとかならないとか言われていますが、私はそのことよりも、

 

犯罪者を死刑にしても意味がないように思います。

 

本当に個人的な感想なんですけどね。

 

もし、私の家族や大事な人が殺されたら、

 

確かに、殺した本人が生きているのは許せません。

 

死んでほしいとさえ思うかもしれません。

 

しかし、実際に死刑によって死んだら、どう思うだろかと考えてみました。

 

「やった、憎き殺人犯が死んだ」

 

「よし、これで全ては解決だ」

 

なんて思うでしょうか?

 

たぶん思わないでしょうね。

 

死刑によって、殺された自分の家族が生き返るのなら、死刑制度に賛成しますが、

 

そんなことはありません。

 

一度失った人は、もぉ2度と帰ってきません。

 

きっと、殺人犯が死んでも、心にあいた穴は決してふさがりません。

 

殺人犯が生きていれば、怒りや悲しみを保つことができますが、死んでしまったら、そのやり場のない怒りや悲しみをどこに向ければいいのでしょうか。

 

絶対に許すことができない相手は、いないに越したことはありませんが、いなくなることに意味はあるのでしょうか。

 

死は、苦しみながら生き続けるよりも楽

また、死ぬことは苦しみながら生き続けるよりも楽なのではないかと思います。

 

生きていれば、時には死にたくなるくらい辛いことが沢山あります。

 

生きることは、死ぬことより大変だと思います。

 

死は、一種の解放とも考えられます。

 

死刑は、懲罰であるはずですが、本当に罰したいのであれば自分が犯した罪を一生背負って生きていくことの方が辛いのではないでしょうか。

 

殺人犯が死んでも、絶対に罪を償うことはできません。

 

もちろん、生きていても償うことはできません。

 

しかし、少しでも償うことができるとすれば、それは罪を背負って生き続けていくことのような気がします。

 

死刑が確定してから、執行されるまでの時間は、いつ執行されるかわからないため地獄であると聞きますが、

 

大切な人を失ってしまう方が地獄ですよね。

 

真面目に生きている被害者と犯罪者を比べること自体間違っていると思いますが。

 

犯罪者を殺しても社会は良くならない

死刑を反対する最後の理由として、犯罪を殺しても、社会は全く良くならないということがあげられます。

 

オウム真理教を排除しても、また別の形で似たようなものが出てくるのではないかと思います。

 

悪いものを排除するのではなく、オウム真理教のようなものが出てこないように、悪を抱えられるような環境をつくることが大事だと思います。

 

このことは、村上春樹『約束された場所で』の村上春樹と河合隼雄の対談で詳しく書かれています。

 

www.ke1q84.info

 

 

犯罪者もまた、彼らの環境や遺伝子が彼らをそうさせたのかとも思います。

 

一人で生きている人なんていません。

 

誰にも影響を受けないで生きている人はいません。

 

人は、色んな人から、色んなものから影響を受けて生きています。

 

なので、悪いことをした人がいれば、それはその人だけが悪いわけではありません。

 

その人を取り巻く環境や幼少期の体験などが影響しています。

 

以前、中村文則『最後の命』の記事でも書きましたが、

 

加害者も被害者であると言えると思います。

 

www.ke1q84.info

 

犯罪を起こすべくして生まれてきて、

 

社会のエラーとして死刑によって排除される。

 

加害者にも絶対になりたくないですよね。

 

 

《麻原彰晃の娘のツイッターへの心ない書き込み》

麻原彰晃の娘がツイッターをやっていることを先程知ったんですが、

 

そのアカウントに対して、ここでは書けないような心ない書き込みが多数見受けられました。

 

直接被害にあった人ならともかく、そうでない人がバッシングをするのでいかがなものでしょうか。

 

まして、麻原彰晃本人ではなく、娘ですからね。

 

最近は、全く被害を受けていないにも関わらず平気で人を攻撃する人が増えてきていますよね。

 

彼らは、攻撃できされすればいいから、攻撃する相手は誰でもいいんでしょうね。

 

全く、どっちが加害者でどっちが被害者なのかわからなくなってきますね。

 

世の中が少しは良くなってくれるといいのですが、、、