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落合陽一『日本再興戦略』~5Gによって日本はどう変わるの!?~

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落合陽一『日本再興戦略』~5Gにより日本に起こる変化~

 

 

今回は、落合陽一さんの『日本再興戦略』という本で紹介されていた、5Gによって日本にはどのような変化があるのかについて説明します。

 

まず、5Gについて簡単に説明すると、5Gというのは、次世代通信システムのことです。

 

現在は4Gですが、これが5Gになると、通信速度が100倍になり、容量が1000倍になると言われています。

 

この5Gを日本は2020年から東京で開始する予定となっています。

 

次世代通信システムである5Gによって、落合陽一さんが考える日本での変化を3つ紹介したいと思います。

 

その3つとは、次のとおりです。

1.自動運転車同士でのコミュニケーション

2.3次元のリアルタイム中継

3.触覚伝達

 

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落合陽一『日本再興戦略』~5Gで日本はどう変わる!?~

1.自動運転車同士でのコミュニケーション:交通事故の減少へ

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まずは、1つ目の「自動運転車同士のコミュニケーション」について説明します。

 

落合陽一さんは、2025年くらいになると、日本でも自動運転車がある程度走っているのではないかと予想しています。

 

そして、5Gにより高速で情報を伝達できるようになると、車同士でコミュニケーションが取れるようになると言われています。

 

自動運転車同士で、今どこをどれくらいのスピードで走っているのかをリアルタイムでやりとりすることで、交通渋滞や事故を防ぐことができます。

 

警視庁の調べによると、平成29年における交通事故の死亡者数が3,694名ということですので、自動運転により、交通事故での死亡者が減ることが期待されます。

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ー警視庁HPより

 

2.3次元のリアルタイム中継:スマホが姿を消す!?

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続いて、2つ目の「3次元のリアルタイム中継」について説明します。

 

5Gによって、容量の大きいデータを送ることができるようになるので、動画のリアルタイム中継の可能性が広がると言われています。

 

現在は、YouTubeなどの生配信は、wi-fiが繋がっているところでないとキビシイですが、5Gにより、高画質かつ遅れを感じることなく配信が可能になるようです。

 

また、それだけでなく、専用のゴーグルをつけることで、3次元で中継を楽しむことができるとされています。

 

例えば、サッカーでは、審判にカメラをつけることで、審判目線でサッカーを観ることができ、臨場感を感じながらより一層試合を楽しめるようになると考えられています。

 

この専用のゴーグルが普及することで、現在天下を取っているスマホが姿を消す可能性もあります。

 

ゆくゆくはゴーグルではなく、コンタクトレンズ型のデバイスが普及すると考えられています。

 

現在でも、この分野の研究は盛んに行われており、2023年頃にはコンタクトレンズ型のデバイスがブレイクするのではないかとのことです。

 

3.触覚伝達:遠隔手術が可能に!

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続いて、3つ目の「触覚伝達」について説明します。

 

今は、タブレットなどにペンで字を書く時、多少の時間差があるかと思います。

 

これが5Gになると、ほとんど遅れがなく、紙に文字を書くのと同じ感覚で書けるようになるようです。

 

他にも、ロボットを使って離れた場所から手術を行う「遠隔手術」や、看護師が患者が乗っている車イスを離れた場所から操作する「遠隔介護」も可能になります。

 

遠隔手術や遠隔介護での1番の問題は、「通信の遅れ」と言われており、5Gによりこの問題が解消されると、人手不足の問題の解決にもつながります。

 

以上説明したように、5Gにより色々なメリットがあることが分かっていただけたと思います。

 

テクノロジーの進化により生じる問題:テクノロジー恐怖症

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しかし、テクノロジーが進化することで起こる問題もあります。

 

それは「テクノロジー恐怖症」です。

 

「テクノロジー恐怖症」というのは、スマホやSNSなどのテクノロジーによってもたらされる恩恵を受けながら、テクノロジーを批判するというおかしな現象です。

 

世の中には、よくわからないという理由で新しいものを否定する方が一定数存在します。

 

しかし、根拠のないテクノロジー批判は、生活を悪化させるだけです。

 

そのため「テクノロジー恐怖症」の方と折り合いをつけ、今日よりも明日の方がよくなるような社会にする必要があると、落合陽さんは主張しています・

 

本書では、「テクノロジー恐怖症」の方を納得させるオモシロイ話が紹介されていました。

 

例えば、介護ロボットを導入する時に、「ウォシュレットと人どっちにお尻を洗って欲しい?」と訊くことです。

 

大抵の人はウォシュレットと答えるはずです。

 

介護ロボットという新しいテクノロジーに対して、いつも使っているウォシュレットと同様であるという認識をもってもらうことで理解を促すことができます。

 

まとめ

今回の内容をまとめます。

 

落合陽一さんが考える5Gによって可能になることは以下のとおりです。

 

 1.自動運転車同士でのコミュニケーション

→事故の減少へ

2.3次元のリアルタイム中継

→生配信に追い風

3.触覚伝達

 →遠隔手術が可能に

 

今回は、5Gに絞って紹介しましたが、本書『日本再興戦略』では、

・日本人は「ワークライフバランス」より「ワークアズライフ」の方が向いている

・少子高齢化が日本にとって有利である理由

などを歴史と経済を交えて説明されています。

 

もしこの記事が好評でしたら、上記の内容についても紹介したいと思います。

 

本書は、変化の激しい現代で取り残されないために、最低でも1度は読んでおくべき本だと思います。