落合陽一『日本再興戦略』~人口減少と高齢化はチャンス!?~

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落合陽一『日本再興戦略』~人口減少と高齢化はチャンス!?~

サカキ
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今回は、落合陽一さんの『日本再興戦略』という本で紹介されていた、日本における人口減少と高齢化がチャンスである理由を3つ紹介します!

一般的には、人口減少と高齢化は、ネガティブなものであると捉えられていますが、落合陽一さんはこれをチャンスであると考えています。

その理由は、次の3つです。

  1. 「打ち壊し運動」が起きないこと
  2. 「輸出戦略」がとれること
  3. 「教育投資」ができること

 

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落合陽一『日本再興戦略②』~人口減少・高齢化が大チャンス!?~

1.「打ち壊し運動」が起きないこと:移民よりAIの導入!?

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それでは、1つ目の「打ち壊し運動」が起きないことについて説明します。

「打ち壊し運動」というのは、仕事を機械にとられた労働者が、怒り狂って機械を破壊する運動です。

産業革命により勃発した「ラッダイト運動」という言葉を学校の授業で習った記憶があるかと思います。

日本では、AIが普及したとしても、そのような「打ち壊し運動」が起きないと考えられています。

その理由は、日本の労働人口が年々減ってきており、人手が足りていないからです。

もし、人手が余っている状態で、AIを普及させると失業者が出てしまい、反感を買いかねません。

しかし、元々人手が足りていない業界や人がやりたがらない仕事をAIが代わりにやれば、反感を買わずに済み、また人手不足を解消することができます。

政府は、足りていない労働力を移民によって補おうとしていますが、落合陽一さんは、その政策に反対しています。

その理由は、政治的にも警備的な面においてもコストがかかり過ぎることに加えて、国民が移民を受け入れられないのではないかと考えられるからです。

なので、無理に移民によって人口を維持する必要はなく、AIによって国民一人あたりの生産量を増やすことが得策であるということです。

2.「輸出戦略」がとれること:日本の技術を外国に売り放題!?

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続いて、人口減少と高齢化がチャンスである理由2つ目の「輸出戦略」がとれることについて説明します。

日本は、世界でも人口減少・高齢化が早く進んでいます。

しかしこの先、中国を筆頭に世界中でも高齢化が起こることが考えられています。

 

これを逆手にとり、高齢化の解決策を生み出すことができれば、輸出ビジネスへとつなげることができます。

その解決策の典型として挙げられるのは、先程から登場しているAIなどのロボットです。

今までは、ヨーロッパやアメリカで生まれたビジネスを時間差で日本が輸入するという「タイムマシンビジネス」が主流でした。

しかし、今後は、日本で開発した少子高齢化対策の技術を中国を含めたアジア諸国に輸出する「逆タイムマシンビジネス」が可能になると考えられています。

3.「教育投資」ができること:幼児教育無償化は正しかった!?

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続いて、人口減少と高齢化がチャンスである理由3つ目の「教育投資」ができることについて説明します。

これからの日本は、子ども一人あたりにかけられる教育コストを増やすことができると考えられています。

その理由は、人口減少と高齢化により、相対的に子どもの数が少なくなるからです。

少子化がさらに進むと、子どもは貴重な存在であるという認識が広まり、教育にコストをかけても不平が出にくくなります。

落合陽一さんは、子どもにお金をかけることが社会善であると考えており、2017年に安倍政権が打ち出した「幼児教育の無償化」は正しかったと考えています。

たしかに、選挙で投票してくれる高齢者にとって都合の良い政策よりも、次世代を担う子供たちへの教育投資をした方が、長い目で見ると日本全体の成長につながると考えられます。

まとめ

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今回の内容をまとめます。

世間ではネガティブなものとして捉えられている人口減少と高齢化は、実は日本にとってチャンスであると落合陽一さんは考えており、今回はその理由を3つ紹介しました。

【1.「打ち壊し運動」が起きないこと】

もし、人出が余っているところでAIを使うと反感を買う恐れがありますが、人手が足りていない日本では、単純労働などの仕事をAIに任せることに対する不平が出づらいということでした。

【2.「輸出ビジネス」につながること】

人口減少と高齢化の問題の解決策を一足先に日本が開発することで、AIやその他のサービスを輸出することができるようになるということでした。

【3.「教育投資」が可能になること】

少子化により子どもの数が少なくなると、子どもは貴重であるという認識が広まり、子ども一人あたりにかけられる教育コストを増やすことができるということでした。。

本書『日本再興戦略』では、今後どうすれば日本は良くなるのかだけでなく、現代を生きる人が身につけるべきスキルについて、落合陽一さんが出した答えが記されています。

 

落合陽一さんはこれまで何冊か本を出版していますが、本書は落合陽一さんのエッセンスが詰まっているので、この本から読むことをオススメします。

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