読書のメリット・デメリットそれぞれ5つ紹介~読書家が語る本を読む利点・効果とは~
こんにちは!
みなさん、読書は好きですか?
読書をする習慣はありますか?
小さい頃に誰もが「本をたくさん読みなさい!」と言われた経験があると思います。
ちなみに、私は年間100~200冊ぐらい本を読みます。
100~200とかなり幅が広いのは、読む本によって読み終えるまでにかかる時間が違うからです。
軽い本だと、1日に2冊読むこともできますが、重たい本だと1週間以上かかることもあります。
また、本は読んだ量よりも、どれだけ深く読めているかの方が大事だと思うので、読書量はあくまでも目安にしてください。
今回は、読書をするとどんなメリットがあるのか。
また、あまり語られることがない読書のデメリットも併せて紹介します。
YouTubeで観たい方はこちら↓
読書のメリット(動画)
読書のメリット5つ紹介!
まずは、読書のメリットを5つ紹介します!
先にすべて紹介すると、次のとおりです。
- 語彙力が上がる
- 読書スピードが上がる
- 頭が良いと思われる
- 知識が増える
- 脳の老化を予防できる
順番に説明してきます。
読書のメリット①語彙力が上がる
読書をするメリット1つ目は、語彙力が上がることです!
本を読んでいれば沢山の言葉に出会うので、語彙力は自然と上がります。
より効果的に上げるには、分からない言葉に出会ったら調べることです。
私の場合は、まずは、前後の文脈から意味を推測し、それでも分からなかったら調べています。
しかし、中には「分からない言葉があるたびに調べると、読書のリズムが狂うからいやだ!」という方もいるかと思います。
その場合は、一回目はスルーして、二回目に出会った時に調べるというのがオススメです。
そうすれば、調べる回数が減り読書スピードを落とさないで済みます。
何回も出てくる言葉であれば、重要な言葉であること間違いなしです。
読書のメリット②読書スピードが上がる
読書のメリット2つ目は、読書スピードが上がることです。
メリット1つ目で語彙力が上がることを紹介しました。
知っている言葉が増えると、自然と文章を読むスピードが速くなります。
本をたくさん読むことは、速読への近道です。
よく、1ページ1秒で読めるようになるとった胡散臭い速読本を目にします。
ハッキリ言ってしまうと、そのような速読本に書かれていることはウソです!
目を速く動かしたり目の筋肉を鍛えたとしても、自分の専門外の本なんて、早くどころか読むことすらできません。
本を読む習慣が身につくと、次は「速く読めるようになりたい」と願ってしまうはずです。
私も、何冊もいわゆる速読本を読みましたが、効果は全くありませんでした。
「速読本=ウソ」ということが分かり勉強にはなりましたが、時間とお金をムダにしてしまいました。
なので、これを読んでいる方は速読本に時間とお金を遣わないようにしてください。
速読本にお金をかけるくらいなら、好きな本にエネルギーを注いだ方が絶対に良いです。
ちなみに、速読するための方法は以下の2つしかありません。
- 本を沢山読む
- 読み飛ばす
私が今までに読んだ速読本で、本当に内容がちゃんとしているのは、2冊しかありません。
1冊目は佐藤優さんの『読書の技法』です。
もう1冊は、苫米地英人さんの『ほんとうに頭がよくなる速読脳のつくり方』です。
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速読本は、最高でもこの2冊だけで十分です。
ウソしか書かれていない速読本を何冊も読むより、この2冊に書かれている内容をしっかり頭に入れた方が、遥かに有益です。
速読するための方法詳しく知りたい方は、こちら↓をご覧ください。
読書のメリット③頭がいいと思われる
メリットの3つ目は、本を読んでいると頭がいいと思われることです。
私自身、趣味を聞かれて、「読書」と答えると大抵の人は「見かけによらず、頭いいんだね!」と言います。
見かけによらずは余計ですが。笑
私も人に趣味を尋ねて、その人の趣味が読書だったら「頭が良いんだな」と思ってしまいます。
人にバカにされていいことなんて一つもありません。
なので、「趣味が読書」と言うだけで、頭がいいと思ってもらえるということは、かなり大きいメリットだと思います。
実際に本を読んでるところを見せていないはずなのに、趣味が読書だと言うだけで頭が良いと思ってしまうなんて、人間ってとてもいい加減な生き物ですよね。笑
「読書している=頭が良いと思う」人間のバイアスを有効活用してやりましょう!
読書のメリット④知識が増える
読書のメリット4つ目は、知識が増えることです。
本の種類にもよりますが、本1冊の情報量はかなりのものです!
なので、本を読めば確実に知識が増えます。
本の内容を定着させるポイントは、その本に書かれていたことを人に話したり、ブログで書くなどのアウトプットをすることです!
アウトプットの大切さは、樺沢紫苑さんの『アウトプット大全』という本で紹介されています。
最近は、アウトプット系の本が多いですが、もし読みたい方は『アウトプット大全』が一番オススメです!
読書のメリット⑤脳の老化を予防できる
読書のメリット5つ目は、脳の老化を予防できることです。
本を読むことは、非常に頭に良く脳の老化を防ぎ、認知症の予防にもつながります。
読書を日常的にされている方はわかると思いますが、読書ってすごくエネルギーを使いますよね。
日々新しい情報に触れることで、脳を活性化させることができます。
人生の質を上げたい方は、是非読書を生活に取り入れてみてください。
今紹介した、読書のメリットをまとめます。
- 語彙力が上がる
- 読書スピードが上がる
- 頭が良いと思われる
- 知識が増える
- 脳の老化を予防できる
読書のデメリット5つ
続いて、読書のデメリットを紹介します。
- 本を読みなさい
- 本を読むことは良いこと
- 本を読むと幸せになれる
世の中には、このような「読書の良いところ」ばかりに目が向けられています。
まさに読書教と言っても過言ではありません。
読書の効果や効能などのメリットは耳にしても、読書のデメリットはほとんどが聞いたことがないと思います。
私は本が好きなので、ここで筆を置き、読書の良いところだけを紹介して終われば最高です。
しかし、それだと偏った情報になってしまいます。
読書に限らず、何事も良い面と悪い面があります。
ある物事の良いところを語るならば、その悪いところもセットで語るべきです。
なので、今まで何百冊と本を読んできた私が、あまり語られることのない読書のデメリットを紹介したいと思います。
先に全て紹介します。
- お金がかかる
- 時間がかかる
- 目が悪くなる
- 読書以外の全てが無価値に感じられる
- 自分のことを頭が良いと勘違いし始める
これを見ると、読書をする気が失せてしまうかもしれません。笑
しかし、後から気づくことなので、包み隠さず紹介していきます。
読書のデメリット①お金がかかる
まず、デメリット1つ目は、お金がかかることです。
いきなり現実的な話をしてしまって申し訳ありません。笑
もし、新書や文庫本だと1冊数百円程度で買うことができます。
しかし、単行本になると1冊1500円~2000円くらいかかります。
もし、月に10冊単行本を読むなら、2万円弱くらいかかる計算です。
お金が沢山ある人なら大したことはないと思います。
しかし、多くの人にとって毎月2万円の出費はキビシイはずです。
本を買うお金がないという方にオススメする方法は2つです。
- 古本屋で買う
- 図書館から借りる
一つは、古本屋で買うことです。
BOOK OFFのような古本屋では、単行本でも新刊でなければ200円で買うことができます。
文庫本だと100円で買えるので、かなりお得です。
もう一つは、図書館から借りることです。
図書館から借りれば無料で本が読めます。
ただ、書き込みができなかったり自分の手元に置いとけないというデメリットもあります。
なので、図書館で借りて、また読みたい、もしくはずっと手元に置いておきたい場合に購入するのがオススメです!
読書のデメリット②時間がかかる
読書のデメリット2つ目は、時間がかかることです。
本の種類にもよりますが、1冊読むのに1時間、中には10時間もかかることもあります。
現代は、ゲームやマンガ・アニメといった娯楽が充実しています。。
本を読んでいる間は、もちろんですが他のことはできません。
人生の時間は限られています。
やりたいこと・やらなければならないこと、沢山あるはずです。
ネットでも情報が得られる時代なのに、なんでわざわざ本を読むのか。
時間をムダにしないためには本を読む目的をハッキリさせておく必要があります。
本を読む目的は大きく分けると次の3つです。
- 娯楽(小説など)
- 教養(名著など)
- 情報収集
今、自分がしている読書がどれに当てはまるのか。
- 娯楽であれば、のんびり読んでOKです。
- 教養であれば、じっくり読む必要があります。
- 情報収集なら、のんびりしてはいられません。
読書の目的によって、読み方を変える必要があります。
例えば、情報収集の場合、1冊の本を隅から隅まで読むのは時間がもったいないです。
先程紹介した速読の記事にも書いてありますが、必要な情報以外は読み飛ばす方が効率的です。
逆に、小説は読み飛ばしては意味がありません。
古典などの教養書も同様に、急いで読むと内容を深くまで理解できないことがあります。
ついつい忘れがちですが、読書はあくまでも手段であって、目的ではありません。
これを知っておくと、読書で時間を浪費するということは避けられると思います。
読書のデメリット③目が悪くなる
続いて、読書のデメリット3つ目は目が悪くなることです。
長時間近くにあるものだけを見ていると目が悪くなるのは当然ですね。笑
しかし、目が悪くなるというデメリットがあるのは読書だけではありません。
昔は、娯楽が少なく、外で遊ぶか読書をするかの2択だったと思います。
なので「メガネをかけている=読書家」でした。
しかし、スマホやゲームが普及することで、目が悪くなる原因も多様化しています。笑
読書をし過ぎると目が悪くなりますが、スマホなどのブルーライトよりはましだと言えます。
なので、ゲームをするくらいなら読書の方が頭にも目にも良いはずです。
ゲーム・パソコン・読書など、あらゆることに言えますが、適度に休憩をはさみましょう!
読書のデメリット④読書以外の全てが無価値に感じられる
読書のデメリット4つ目は、読書以外の全てが無価値に感じられることです。
これは、読書家の方は誰もが通る道ではないでしょうか?
他のあらゆる娯楽はもちろん、しまいには人付き合いもムダだと思ってしまいます。
※私だけかもしれません。笑
まさに、読書至上主義です。
これは、他のどんなことよりも読書をした方が良いという過激な思想です。笑
読書が最優先事項であり、それ以外は2の次3の次。
読書中心の生活。
読書をするために、あらゆる行動を最小限にする。
食事・睡眠・性欲すべてを後回し。
人間の三大欲求を抑え込むほど、読書欲が肥大化した状態。
これが、読書至上主義者の生態です。笑
読書はもちろん大切です。
しかし、人生には読書以外にも大切なことは沢山あります。
何事もやりすぎは、やらないことと同じくらい良くないことです。
食事も読書もバランスが大切だと言えます。
読書のデメリット⑤自分のことを頭が良いと勘違いし始める
続いて、読書のデメリット5つ目は、自分のことを頭が良いと勘違いし始めることです。
こんな言い方をすると、読書家が最低なヤツみたいになっちゃいますね。笑
しかし、これも読書家あるあるだと思います。
実際、1ヶ月で10冊本を読めば読書数ランキング上位数%です。
なので、中には、本を沢山読んでいることに優越感を感じ、自分よりも本を読んでいない人をバカにする人もいます。
ただ、勘違いしてはいけないのは、この数字は読書数ランキングであって、頭の良さを表すランキングではないということです。
たしかに、本を沢山読んでいる人の方が、知識が豊富であったり年収が高かったりします。
しかし、これは統計の結果でしかありません。
(私を含めて)読書量は多くても知識に乏しく、年収の低い人は沢山います。笑
本を読むことでしか得られないこともありますが、本を読むだけでは得られないこともあります。
自分のことを頭が良いと思った時点で、そこから成長はしません。
知れば知るほど、知らないことは増えていきます。
哲学者のソクラテス「無知の知」を大切にしていたように、自分は何も知らないということを知ることが大切です。
知識を優越感を感じるため手段とするのか、人を助けるために遣うのかはあなた次第です。
読書のデメリットをまとめておきます。
- お金がかかる
- 時間がかかる
- 目が悪くなる
- 読書以外の全てが無価値に感じられる
- 自分のことを頭が良いと勘違いし始める
メリット・デメリットひっくるめて読書は最高!
人は、ポジティブなことよりもネガティブなことに惹かれる性質があります。
なので、今回読書のメリット・デメリットを紹介してきましたが、中には「読書家キモ!」と思った方もいるかと思います。
しかし、今回紹介した「キモイ読書家」は一部で、大抵の読書家はキモくないので安心してください。
私としては、読書のメリット・デメリットひっくるめて読書は最高だと思っています。
人から百回「読書って最高だよ」と言われても、1度自分で読んでみないことには、その価値は分からないはずです。
読書を価値のあるものにするのか、時間とお金のムダにするのかは、その人次第です。
あなたはどっち派でしょうか?
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